2015年2月24日火曜日

考察!巷のミュージシャンがどうやっても食えない謎。






こんばんは。

自分がもし女だったら、

人前で電動歯ブラシで歯磨きはできないなぁ
と思う今日この頃のヤマダです。

今回の謎は、
巷のミュージシャンの実態に迫る、
どうやっても食えない謎について考察したいと思います。


ライブのチャージは安くはない件

まずはじめに、いつもライブにご来場いただくみなさん、
ライブハウスでのブッキングライブでドリンク代合わせて
約3000円は高いなぁと感じていらっしゃると思います。
2時間のスーパーエンタメショウの映画でもそんな取らない。
ましてや売れてもいないバンドの組み合わせでその値段、
お察しします。いつもありがとうございます。
皆様のそのご支援、その貴重なTimeとMoneyによって
わたしたち、支えられております!

と、いうのはなかなか難しい。ほとんど支えられてはいない。
その点について、ミュージシャンの経費、収支について
ざっと計算してみましょう。


チャージバック制パーセンテージ一覧
チャージ料金(ドリンク代は含まない)からの率
*動員20〜30名を基準、ケースによって異なります

ライブハウス…30%〜50%
カフェ、ライブBAR…50%〜70%
BAR…70%〜100%
投げ銭…100%

>チャージ2000円の20名の場合、50%なら2万円。その場合、
 店舗側は500円のドリンク×20+チャージ分2万円の3万円の収入。

上記の通り、特に店舗側の収入を見るとありえませんね。
1日営業して原価や人件費含めて3万て。
ですから20名の動員ではまず50%など支払われるはずがありません。
3バンド構成で60名動員ぐらいでもちと厳しいものがあります。

ちなみに投げ銭はだいたい100%ですが、平均的にチップとして
投げるのは基本1枚、いや、最低1枚、と考えると、
同じ20名動員で2万円+αということになり、ライブハウスでの20名=50%
が成立しないことを考えると割とバック率は高い傾向にありますね。

ミュージシャンが1ヶ月に動員できる人数

次に、そのミュージシャン(バンド)が仮に1ヶ月に何名動員できるのか、
何日ライブが打てるのかを考えてみましょう。

例えばワンマンライブで200名動員したとしましょう。
チャージ2500円設定で×200枚、率は高めの70%と設定すると、
演者へのバック金額は35万円。すごいですね。
ですが、一人で演奏してるならまだしも、バンドメンバーが必要だったり、
200名を動員するような存在なら物販スタッフや経理スタッフなど、
最低限の人件費はかかります。

35万。1ヶ月にワンマンライブ何回打てます?


そうだ、CDやグッズを充実させればいい

CDを制作した場合の利益。
例えば先程の動員分、200枚、@2000円=40万
プレス安くて12万(500枚程度)レコーディングはピンキリですが
残り28万。んー、録音のためのリハーサルや録音、ミックス、、
頑張って仮に10万利益を叩きだしたとします。

合わせて45万!
毎月CDを200人の人に販売できますか?


よし、こうなったらローコストのDVD-Rぢゃ!

基本的にタブーですw
ですが、巷の売れないミュージシャンがまさかのDVDプレス!?
なかなか難しいかも、、私はこの「超硬」という文字に洗脳されて
なんとかイケるんじゃね?と、DVD-Rを制作して1000円で!とかします。

例のコアファン200名(いつも全員購入してくれるかは謎ですがw)
=20万!

に、20万かー!!(泣)
メディア自体は相当安いですが(超硬200枚で6,580円)
制作費いくらかかるのかな、、
ま、ライブ撮影してあとはインタビューとかでなんとかして
編集自分でできない人は、、知り合い価格5万とかで編集してもらったり!

で、利益約15万。ここまでで約60万!!

毎月DVD200枚売ればいいじゃーん!


■機材費、という名の帳尻合わせ文化

機材費、はかかったりします。アンプ1台1000円、ドラム2000円とか。
だいたい4000〜5000円が相場ですが、実はこれは動員が多かった場合は
免除されることも多い、つまりは、動員が少なかった時ほど徴収される。
よく機材費が!とかボヤいてるバンドマンもいますが、要はそういうことなので
むしろ当たり前かと思います。"機材を使っているから"ということでもないのです。


■そして悪魔の赤提灯は次世代への扉

ミュージシャンにお伺いしてみたとしたら、おそらく、
打ち上げ費用はいくらぐらいを想定しているかの問いに、
5000円!と答える人も少なくないと思います。
なぜなら、それくらいは使ってるから!!w

ま、使わない人(最近の若い子は打ち上げしない子も多いとか、、これも
世界の謎ですが、、)もいるでしょうし、5000円では済まない方も。

しかし芸術家たるもの、この赤提灯無くして明日は無い!
特に、バンドメンバーとのコミュニケーションとか、
スタッフとの反省(?)はたまたボインだの"お持ち帰り"だの(以下略)
についてはとても有意義な時間が得られたりするのですね(90%)


■結果発表

ま、そんなわけで、ここまで考察してきましたけども、
ケースはそれぞれ、いろいろなパターンがありますから一概に言えませんが、
◎ライブをする ◎CDやDVDを売る ◎グッズを作る
基本的な活動はこれしかありません。
(youtubeやwebでのアフィリエイト等はひとまず今回は除外ねw)

1ヶ月の利益=60万 (仮に)メンバー3人=20万ずつ!

余裕で生きていけるぜ!!!

★条件
①ワンマンライブで毎月200名動員
②CDを毎月200枚完売
③DVDも毎月200枚完売
④世間で保証されている経費(交通費、接待交際費、セロテープ等)は各自持ち。



食えるんでしょうか、、謎ですね、、。


最初に触れましたが、場所や条件でうまく運営したり、
弾き語りで少しづつ利益を生んだり等、可能性はいろいろあると思います。
ですが、こう考えるとこの条件200名が500名でもなかなか厳しい世界だと
いうことが見えてきますね、、

今回はそんな巷のミュージシャンの利益の謎についてでした。



さて、前回の記事で今月末のライブのお知らせをさせていただきましたが

撮影禁止と書かれていなければ撮影してもいいというわけではない。

ようやく少しづつ、暖かくなってきました。
こんな生活苦のことや、また、大袈裟ではありますが
この世の中の闇についてナイーヴになってしまう表現者にとって
寒いこの時期は本当に辛いものがあります(オレだけ?)

早く春が来てほしい(そっちじゃなくて。)
という想いから、懐かしいナンバーの音源を掲載します。


足元ばかり見てしまうけども、そこに広がる美もまた愛おしいんだな、桜絨毯。








2015年2月23日月曜日

撮影禁止と書かれていなければ撮影してもいいというわけではない。


こんちは。


コーヒーメーカーのサーバーから
カップにコーヒーをこぼさずに入れるのが得意なヤマダです。


今日の世界の謎は、
撮影禁止と書かれていないからなのか、
メジャーじゃないからOKと思っているからなのか、
ライブハウスなどで最近やたらと
ビデオ撮影している輩が多い謎についてです。


■無許可の謎なカメラマン

写真撮影については拡散される材料になる、との解釈もあり、
よほどの規制、案内が無い限りはわりとグレーになってることも多いですが、
さすがにビデオとなると音声も入りますし、
許可するアーティストはほとんどいないと思います。

文字通り、その場でしか味わえないのがライブ。
特別な意図があるケース以外は基本的にタブーが常識のはずですが、
謎なカメラマンがちょいちょい出没しているようです。


■映像プロも驚きの高級機種も

しかもあろうことか、ステージ脇でリュックから
三脚と立派なビデオカメラをセットしている姿も。
今やスマホでもHD画質どころか4Kまで撮影できる時代なので、
規制するにも限界があるかもしれません。


ひと昔前、レコードやCDからカセットテープに録音する際の
注意事項を思い出します。
いわゆる、私的複製として個人的に楽しむというアレです。

ですがこの場合は明らかにその範疇では無いでしょう、
毎回撮影してコレクションにしている人もいるようですが
もしもアーティストがそれを許可しているとしたらちょっと
考えた方がいいかなと思います。


■それって別料金の価値?

好きな女性アーティスト(男性も)のライブを録画して個人的に楽しむ。
アーティスト本人が思う良かったライブもちょっと悔いの残るライブも、
そんなことは関係なく毎回記録していつでも観て聞いて楽しめる。

それって、別料金じゃないすか?w

アーティストが観てほしい映像作品を製作して販売したりしますが、
それには多額の制作費や多くの時間を費やして大変な思いで作るものですし、
DVDにして販売されるものを購入してようやくライブ映像を観れる感動が
あるものですしね。

■今後価値ある記録映像


映像コンテンツが今後ますます注目されてゆく中で、
ライブ映像も大切なアイテムになると思います。
アーティスト、会場側としても明確な対処をすべきではないでしょうか。

それ以前に、例えばソロ活動の女の子を撮影していても、
バックバンドのメンバーも無断で撮影していることになりますし、
誰かに許可するのであれば許可証を掲示してもらうなどで
周りのお客様への配慮も考えた方がいいかと思います。

■もしくは逆に別料金制度を導入する

チケット2000円、映像撮影は別途3000円で許可証進呈、+1ドリンク制。

どうでしょう。10名いたら3万。
いま流行りの動員一ケタでも
それでバックバンドにギャラ払えるで。





◎関係ないですがそんなわけでライブ告知しておきます…

今月末より関西公演ちょろっとあります。内藤大輔とのサイコロジャムは最終回です。

◾︎2/28 (土)
京都祇園KEYSTONE
山田明義×内藤大輔presents
サイコロジャム ファイナル
19:30/20:00/¥2000+order

◾︎3/8(日)
大阪京橋セブンデイズ
@SEVEN DAYS京橋店

山田明義(Vo.Ag)
花田えみ(Org)
後藤Gotoo!!信介(Per)
篠原裕(Gt)

『 Twilight time vol.3』  
@京橋セブンデイズ
出演アーティスト
moco・GAI◆YA+・Hana-Dori ・Ryo & BourBon・山田くんと後藤くんと花田さんと篠原くん
op18:00 st18:30 前売り¥2000 当日¥2500(1D別途¥500)

◾︎3/9 (月)
京都祇園KEYSTONE
Keystone6周年イベント
「Live week Lives」
岡林/すのう&べーたな&小川いつふみ/
山田明義&花田えみ
19:00/20:00/¥4000(4h飲み放)



初のセブンデイズは
なんちゅーメンツやこれ!って?
しかもこれ基本わたしの曲やるので
かなりレアです、、

キーストーン6周年はもうこれは
ライブというか酔拳すね。

関西の方は是非飲みましょう。
関東の方も是非JALで。





2015年2月20日金曜日

らっきょじゃなくてらっきょう、しょんべんじゃなくてしょうべん。


こんにちは。

なんとなく使っている言葉も実は間違った使い方を
していることがよくあります。

私はそういうことが多く、最近まで江東区のことを
”えとうく”だと思っていたりしました(それは単に知識不足)

雰囲気のことを”ふいんき”と言ったり、
スムースのことをスムーズと言うのは茶飯事ですが、
そういうことをいちいち細かく指摘する人も
たまにいますよね、非常にウザいですが。

ファイル送信サイトで一時期流行ったのが
宅ファイル便でしたが、その後いろんなサイトが登場し、
Fire Storageたるものも出ました。
ファイルとググると”ファイルストレージ”とガイドワードが
出たりするのでファイルなのかファイアなのか
わからなくなったりしてましたがファイアのようですね。
ファイルでも良かったとも思いますがなぜファイアにしたのでしょうかね。

何が言いたいのかといいますと、
雰囲気のことをふいんきふいんきと
話し続ける場において、それってふんいきのことよね?
って水を差すのは良くないよ、その場がふいんきで
通る場ならば、自分もふいんきと発言することも時には手段だと、
そういうことを言いたいだけです。

ただ、できればそれが本当は”ふんいき”だということを
わかった上で話していたいな、といつも思います。


ということで、
昨夜の高田馬場Diglight、お越しいただいた方、
惜しくもご来場叶わなかった全世界のファンの方、
ありがとうございました。

この企画は、企画という認識はありませんでしたが、
”ちえん”こと黒崎ちえみ様の昨夜の発言により、
「第2回です!」ということなので(笑)今後、
タイトルなんぞ命名したいな、とも思ってますので
ご提案お待ちしております(委ねるのかよ)

この企画ならではなスペシャルゲスト、
ハモンドオルガニストの若手ホープ、花田えみ様に
ご参加いただいたステシュラ東京チーム、
今回も酔っ払いおじさん達による名演でございました。
ありがとう、いい薬です。

ステシュラ+花田えみ(Hammond Org)

2015/2/18
高田馬場Diglight

1.祓
2.ヒトリヨガリ
3.からっぽの小屋
4.イカサマリーディング
5.どこの誰だか知らない人

セッション:夜空のムコウ



少しづつ大人になって、
いろんなことを知って、たくさん失敗してきて、

必要なのは「対応力」だなってしみじみ思います。
若ければそれがかえって野暮ったく思われたりすることもありますが
その場の空気、多種多様な人が集まってどんな空気感が生まれるのか、
そんなことはいつだって予測不可能です。

完全に対応できているかどうかなんてのは結果論ですが、
頭で考えることを超えて、感覚でそれを表現することができるかどうか、
そんなことをついつい意識してしまったり、
他人に求めてしまう自分がいたりします。

もう少し言えば、対応していたとしても、
自分に嘘はつかない、どんな場面でも本当の裸の自分をちゃんと伝えて
それが結果、愛される要因になり得るかどうか、
なんてこともちょびっと考えてたりします。

相変わらず頭でっかちですが、
考えていてもどうにもならなかったこと、
もういいやってぶつかってみてもやっぱりダメだった経験を経て、
感覚でやってみたら意外にイケてたな、って思うことも
歳を重ねて少しづつ増えてきました。


何が正解で、何がダサいのかなんて
全く持ってわからぬノーセンスな劣等感ももちろんありますが、

だからこそ、「感覚を信じて良かった」と思うことができた時の
喜びは大きいのです。

それはとりまく人たちがいることで感じられることであって、
一人でうだうだ悩んでたって何も見えません。


仲間はすばらしい、とか、そんな浅いことを言うつもりはありませんが、
こんな寒い、閉塞的な、メンタル落ちる一方の季節に、
また人間に私は救われた気がしてます。



そんなこんなで盛り上がってしまいまして、
飲み過ぎたのか、それとも、
前日のアンドロメダ星人とのチャネリングで
私達の遺伝子の先祖の真実を知ってしまって
寝れなかったせいで体調が悪かったのか、

今朝は散々なマーライオン状態で床につきました。
あー、すげーしんどかった、、


何事も、山あり谷あり。
「あなたと夜を共にできるなら、何度傷ついてもいいわ」

なんて言われたいですね。

言われたところで
”お前みたいなどこの馬の遺伝子かわかんねーような
アバズレとなんで俺様がペッティングするんだ”
と、スコッチを飲み干してその場を去りますけど。

そしたら女は
「ふふ、相変わらずね、そういうとこが好きよ」

と呟いて、マスターに
「彼が呑んでたのと同じのちょうだい」

って言ってほしいですね。



あー、酒の話してたらまた吐きそう(二日酔い)

2015年2月18日水曜日

「一部の人間が富を握る陰謀論」的なネタで弱者の票を得て日銭を稼ぐ愚民たち

おはようございます。


酔わないとまったく眠れないヤマダですが、
現実逃避しているわけではありません。

そういえば最近、会員カードの整理をしていたら
ヨドバシカメラのカードを3枚所持しておりました。
足したらDVD-Rくらいは買えそうで楽しみです。



さて、今回の謎は、いわゆるイルミナティだの
メイソンリーだのにまつわるお話です。


あまりに有名なこの摂理の目と言われるマークですが、
いわゆるプロメテウスの目とも云われ、
人類が間違った方向に行かぬよう監視しているよ、
というメッセージでもあると噂されてますね。

この秘密結社とされる組織について、一般論の多くは
陰謀説が人気で、この世界は一部の人間によって支配され、
コントロールされているというアレですが、
その説そのものがもはやオカルト化している状態です。

映画プロメテウス公開の時も、その本来の歴史的な意味を
含んだテーマ性そのものさえ理解していない観衆においては、
映画エイリアンの云々でしかないというところでの悪評で
盛り上がっていたのも記憶に新しいですね。


プロメテウスという名に馴染みは無くても、
ルシファーと聞くと、そこらのアニメの影響もあり
ピンと来るのではないでしょうか。

ゾロアスターからのミトラ、いわゆるギリシャ文化圏では
人類に英知を与えた英雄とされつつも、
一方の反するローマカトリック圏では堕天使と虐げられた存在です。



ま、そんなことはさておき、
そんな陰謀論がSNS界でも大人気、気になる人も続出で、
ついついクリックしてしまう現象が巻き起こっております。

単純に言えば、庶民の中の鬱憤(うっぷん)いわば
ルサンチマンに触れる一種の票稼ぎですが、
私はいつも、それがどうした?と疑問を持つことが多いです。

市民ひとりひとりの自由を奪い続ける一部の権力者を
許してなるものかといわんばかりですが
それらの統制を取っ払ってしまって市民は果たして
平和に暮らせるのかどうだか。

ま、そんな行き場のない疑問はさておき、
一番の謎は、それらの記事や噂話をオカルト扱いしつつも、
どこかでそんな陰謀をミステリー化して楽しんでいる方々も
多く、そのおかげで飯を食っている人がいることですね。

もうよくわかりませんねww
何なんでしょうねこの世界は。
謎だらけです。



メイソンもカトリックもイスラム国(フセイン)も、
たった一つ、共通して目指していることは世界平和に他なりません。

陰謀がどうのなんて言いますが、何が善で何が悪なのか、
人類にとってどの道が最善なのかを探求し続けた歴史の足跡であって、
ゼウス(ツァラトストラ)とキリストの派閥争いも、
ヘーゲルとニーチェの思想争いも、すべてはどうあるべきかを
その時々で戦ってきた過程にすぎません。

陰謀だのミステリーだの言ってる現実というのは
思考停止しているとしか思えず、しかもそれによって
あろうことか飯を食っている人間が、、(以下略)


あの、例のオレオレ詐欺?
思いませんか?”そんなさあ、簡単に振り込まないっしょ!”

振り込んだ方も悪いと言えばまたいろいろと問題ですが、
振り込め詐欺で飯を食ってる人を褒めはしませんが
よく考えたなァと感心してしまったりもしますね。

それもまた謎なんですけどね。


いやー、世界は謎に満ち溢れていますね。





私は貝になりたい、、

ではなく、私自身はモアイになりたいです。



眠れず、買ってきた糞みたいな日本酒が底をつきそうなので
そろそろ眠れそうです、、では今夜、ライブでお会いしましょう。
今日はアンドロメダ星人の夢を見ます。





私利私欲で調子に乗る自称イベンターと藁にもすがる思いの若手ミュージシャンの謎の関係

こんにちは。

人類の起源について研究を重ねる度に
ますます独身願望が増してゆくヤマダです。


今後、たまに”世界の謎”について取り上げて行きたいと
思います。



さて今日の世界の謎は、
最近よく耳にする”自称イベンター”に
ついてです。

昔からそのような存在の方はいましたし、
特に、バンド好きな女の子が、自分の好きなアーティストに
声をかけてライブイベントを組む、といったケースは
とても多かった。

アーティスト含めライブハウスにとっても
ありがたい存在でしたし、
それらの企画がまた、ライブハウス好きな
リスナーからも支持されるシーンを作り上げていた、
という現象も生まれてました。



ところが最近、特に女性アーティスト界隈にて
その自称イベンターを名乗る輩が調子に乗っているという噂を
よく耳にします。

ストリートで頑張っている女の子にその発表の場を設けてあげる、
というのはとてもありがたいことですが、
そもそもの”応援してあげたい”という気持ちはどこへやら、
結局は自分の私利私欲や優越感に浸りたいがための”趣味”
みたいなものに発展しているケースが多いように思います。



私も一時期、mixiなどソーシャルでの一斉メール的なもので
ライブイベント出演依頼をよくいただいたものですが
そのほとんどが私のことを何も知らず、単に数打ちゃ当たる方式で
勧誘しているものばかりでした。
(その度に私は説教返信メールを送ってましたが)

きっと本心は、自分の企画するイベントがきっかけで
たくさんの人に素晴らしい芸術を感じてもらいたい、とか、
感動を与えたいみたいな気持ちでいるのだと思いますが、
運営不振とかいろんな理由で
それがそう長くは続かないのだと思います。

そして、はじめはファンの一人だったものが、
やがて主催者=関係者=プロデューサー
みたいな感覚になり、関わっているミュージシャンにとっても
”お世話になっている”みたな錯覚を感じるようになります。


この写真のような”いわゆる感じ”ならまだしも、
最近はキモオタ風な自称イベンターも出現しているようで、
一体、何をダシに出演ミュージシャンを集めているのか謎です。

また、そういったよくわからない企画やイベントに
場所を提供しているカフェやライブハウスも謎だらけですね。

そういった怪しい主催者に貸すようなセンスですから、
きっと日々のスケジュールも埋まらず、
それでは”食っていけない”ので箱貸ししてるんでしょうけど。


挙句、関わったアーティストの日々の他のライブへの誘いも
「来てほしかったら行ってやる」みたいになり、
アーティスト側も「お忙しいのにありがとうございます」
とか、「ゲスト用意しておきますね」になったりする。

そしてますますエスカレートし、
気に入らないことがあるとクレームのメールを入れる、
SNSで文句をつぶやく、関わっている他のミュージシャンに
グチを言ってそのアーティストへの印象を悪くさせる、
など、もうどうしようもない”面倒な奴”になり、
離れていくアーティストが絶えないが、
同時に、そんなことも知らずに関わってくるニューフェイスも
増え続けるのでループしている。


このように一部の掲示板などで叩かれている人もいるが、
web上でいくら叩いても炎上させても効果は大して無いだろう。
(写真はイメージ。キモヲタだけに限定する話ではない)

だからといって直接叩いても逆上するだけだし
反動で余計に活発化するので逆効果。
まずは利用していると思われるライブハウスや場所貸し側から
配慮や規制されるのを期待するほかないかもしれませんね。


度重なる意味不明なメールに頑張ってペコペコ返信している
女性ミュージシャンは、そんな人はバッサリ切っていいと思います。
売れる売れないは全く関係ないですから。

良心的で温かく応援してくれている方もたくさんいらっしゃるので
そんな方を大切にしていけばいいかと思います。


この他にも勘違いしている迷惑なお客様に関する謎な
話もあるのでそのうちまた書きます。

世界は謎だらけだなあ。





2015年2月10日火曜日

デビューのためにレッスンを強要する利口な悪徳事務所で夢見る日々を過ごそう


最近チラホラ聞きますが

"事務所に所属している"という
役者、声優、アイドル、シンガーの卵ちゃんたち。

そりゃすごいじゃん!
さすがに今時、事務所から生活保障は
されないまでも、
その能力を認めてくれて、
仕事を与えてくれるのかい?!

かと思いきや、


あ、そういえば先日、
アロハトラベラーへ行ってきました。

アロハトラベラーは昨年末に
PR動画を制作させていただいたアレです。
今回で3年目ですね。

真珠湾攻撃をした頃には
まさかこんな未来が来るとは
誰も思わな以下略


なんつーか、この、
今後20年、30年、
やっていけるようなこのテーマ性は
いいですよね。
女子の発想とパワーならではですね。


あ、それでですね、

レッスンを勧められるのですが
何十万も事務所に払ってる子が
わりといるんですよね。

ま、厳密に言うと、
事務所を介してトレーナーに
払われているんでしょうけど、
これがまた、詐欺とも言えないとこ
なんですよねぇ。


このアカネイロの栗田くんは
完全にもうハワイアンセンターの
所長すね(青江談)


アカネちゃんは
いくよくるよみたいな衣装で
狙ってるのかマジなのか、、
相変わらず読めません。

そんなわけで、
高額なレッスン料を支払いながらも
いつまでもカバー曲ばかりを
よくわからないパブで歌わされてる
方は一度ご一報ください。
善処いたします(何を?)


さて、
いよいよ迫るスペシャルライブ!


黒崎ちえみ&花田えみ/ステシュラ/トウキヨウヒヰロー

Diglight 

OPEN 19:00
START 20:00
投げ銭制(1order要)


ご予約不要ノーチャージ!
お待ちしております〜


2015年2月7日土曜日

「好きなことだから」だけではない"何のためにその仕事をしているか"という 考 え方


年末に惨敗した明石の朝日の取材に
行って参りました。

天候が心配な二日間でしたが、
なんとか初日は雲がありつつも
御来光を収録。
前回同様、淡路島から狙いたかったんですが
途中まさかの早朝に事故渋滞で
ギリギリでしたので明石の舞子から狙いました。


その後夕方まで編集作業をして
神戸学院大学へ。

その日はいっきょんゴールドさんの
ボーカル録音。
Begin with KOBE2015バージョンに
向けて講義室にて録音!


無事に終わり、教授といっきょんさんと
舞子のホテル近くの居酒屋へ。
窓からはライトアップされた
明石海峡大橋のスーパービュー。
やはりここはタコだ!ということで
明石のタコを堪能。


宿泊は舞子ビラの9階、こちらは
さらに橋や海が見える、
何か過ちが起こってもおかしくない
ロマンチックなツインルームに
教授と2人。
ホテルの売店で間に合わせた
神戸のあまり美味しくないワインと
メイドイン明石だと思い込んだが
全然ちがったタコを肴に翌日の
打ち合わせ。


私の"瀬戸内の朝日取材"を考慮して
舞子宿泊にしていただいてたので、
天候は悪いけどとりあえず
この日も早朝5時に起きて港へ。


さすがにこの日は残念賞!


前日は大蔵海岸でしたが、
この日はさらに西へ走らせて
とある港へ行きました。

早朝からおばさんが自転車で
船着場まで来て船の掃除や準備をし、
そのおばさんは一旦帰るも、
直後におじさんが来て、船に乗って
出発していました。

そうやってとある漁師の家族の1日は
始まるんだなぁと温かい気分になりました。


さて、この日はビデオに出演してくれる
生徒14名とのロケ&レコーディング。

前日にロケハンしてある程度
妄想していたことを生徒に伝え、
いざ撮影開始です。



最後はみなさんでサビを合唱してもらいました。
ベタだなと思うかもしれませんが
素敵なベタと、ダサいベタがあるんですよね。

生徒たちと触れ合いながら、
新たな発見がたくさんありました。

どんなことでもそうですが、
"どこを目指すか"が
とても大切だなと感じました。

何のために、誰のために、
何をすれば自分のスキルやセンスが
活かされるのだろう、と、
どんな仕事の分野でも、
考え、工夫したり
気持ちを持って挑むと思いますが、
その方向性がハッキリしていれば
しているほど、
取り組んでいる時の自分の
エネルギーは強くなると思うし、
結果どうなる以前に、
その仕事に触れている意味が
大きく変わってきます。

貴重な経験をいただきました。

作品は入学式あたりですかね、
大学の公式チャンネルより
公開される予定です。
お楽しみに!




いつも思いますが、
撮影やレコーディングしている時、
自分が一番能力を発揮しているのは
カメラワークでも録音技術でもなく、
演出とか感情のコントロールの仕方とか、
進行のディレクションやタイムキープ
とか、なんだかそういうところなんだなーと感じます。
そういう立場に集中したいなと思いますね。

今後もいろんな分野において、
良い作品を作って、
カメラマンやエンジニアを雇えるくらいの
予算が取れるように頑張りますw



そんなこんなでヘトヘトになりながらも
京都に戻り、教授と少し打ち上げを
してからここで一杯。
この日は大先輩ミスグルのJJたち
(JJは熟女らしいw)
がいらっしゃるのでご挨拶に。



さてさて、
今月も素敵なライブがありますよ。

ノーチャージなので
是非飲みに来てくださいませ、
予約は不要!


黒崎ちえみ&花田えみ/ステシュラ/トウキヨウヒヰロー

Diglight 

OPEN 19:00
START 20:00
投げ銭制(1order要)


そして今月、
関西ではあのサイコロジャムが
最後の公演を迎えます!

過去の独自日本語ジャズナンバーに
すべて再挑戦してみるこの日、
ちなみに過去の曲リストはこちら

vol.0  Fly Me To The Moon
vol.1  Over The Rainbow
vol.2  It’s Only a Papermoon
Vol.3  Moonliver
vol.4  All of me
vol.5  Mack the Knife
vol.6  Smile
vol.7  What a Wonderful World
vol.8  Stella by Starlight
vol.9  Take the A Train
vol.10  Beautiful Love
vol.11  All the thing you are


2015年2月28日(土)
山田明義×内藤大輔presents
psycholo jam Final

19:30/20:00/2000円+order

ご予約お問い合わせ

祇園KEYSTONE



2015年2月2日月曜日

邪悪な十字架が奏でる賛美歌で吐き気が止まらない祝福すべき記念日


2015年1月31日、

overall+、秋吉オサムと砂時計カンパニーズにおいてのベーシストである
宮嵜琢の婚礼が行われました。
(入籍は昨年)

この日は、京都の峰山町から
遠路はるばる来てくれた
overall+のギタリスト吉田友洋を
迎えるべくわりと早朝から
目黒の雅叙園に。


そりゃもう至れり尽くせりの
式、披露宴、二次会でございました。
参加したミュージシャンの面々、
関係者に支えられ、素晴らしい婚礼でございました。


懐かしい面々との再会も、
ライブも、

「おれたちの青春」

を語るには余りある、
感極まる瞬間が何度もありました。


およそ5年ぶりのoverall+デビュー時の
メンバー。
vo&gt 山田明義
gt 吉田友洋
ba 宮嵜琢
dr 田中良朋(この日はカホン)


夢を追い続け、
ワンマンバンドと言われようが
傲慢と言われようが
突き進む私の背中を押してくれてた
たっくん。
新婦も、実はたっくんよりも
何年も前に出会ってたし、
たっくんとの付き合いも長かったので
本当に成就して良かった、、

おめでとうございます。


披露宴では、
加藤ひばる先生のネタも披露しましたが、
ややウケどころか、
シュールな世界観が全く通じず、
"フツー"な拍手喝采で凹みましたw


今回の婚礼も、
当たり前ですがチャペルでした。
(キリスト教式)

私は特に宗派はありませんが、
基本的にキリスト教はどうも苦手ですので、
チャペルだと毎回吐き気がします。

イエス自体を責める気は全く無いですが
現代までのアシュケナージの歴史が
私をどうしてもそうさせてしまうのですね。

近年ますます、
賛美歌を聴くと精神不安定になります。

ま、それはいいとして、

歳を重ねるごとに友人知人の
結婚式が増える一方で、
離婚の話もよく聞きます。

恋愛経験は人それぞれですから
なんでそんなことでとか
浮気の一つや二つぐらいでとか
いろいろ思うことはありますが

神の前で誓約したこと、
涙を流して祝福してくれた仲間たちに対して

"仕方なかった"
"人は所詮孤独で自由なものだ"
"私は悪くない"
"子供の未来を考えた結論"

などを聞かされた時の切なさは
言葉にできないものがありますね。

"あの2人なら大丈夫"

なんてなかなか思えないのですが、
言っても比率で言えば良き家庭を
築いてる夫婦の方が多いので、
今回も少しの希望を持って、
祝福したいと思います。



さて、その翌日でしたが、
はるばる来てくれた吉田くんと共に
オサム先生宅にお世話になり、
(着替えも100ローで買いつつ)

お見送りしたあと、
池袋にて、あるプロジェクトに
本格的に取り組むためのスタジオに。


テクノロジーは使えど、
どこまでも自然や風土から滲み出る
音や風景を、
どのようにして芸術にするのか。
そのものの意味をしっかり持った上で
方向性を決めつつ、
ディスカッションとプロトタイプ制作に
取りかかりました。

詳しいことはいずれ発表致します。


礼服プレイ。


◼︎今月のおすすめライブ

今月、とてもおすすめのライブがあります。
チャージ無料、素敵な面々で皆様と
楽しい時間を過ごせればと思っています。
平日ですが、ミュージシャンの方々も
是非呑みに集まっていただければ嬉しいです。

よろしくお願いします。


黒崎ちえみ&花田えみ/ステシュラ/トウキヨウヒヰロー

Diglight 

OPEN 19:00
START 20:00
投げ銭制(1order要)