2015年8月5日水曜日

「神河プロジェクト2015」


「神河プロジェクト2015」

神戸学院大学、現代社会学部2年生の上半期ゼミの取り組みにて、
兵庫県神崎郡神河町の様々な地域社会問題や観光誘致活動に着目し、
「地域×若者×ICT」を掲げ、取材〜レポート〜ビデオ制作、そして
 Googleとのコラボレーションも実現させシンポジウムを開催。

今回、ビデオ制作をテーマとしたゼミグループでは
「音楽×メディア」を取り入れた取り組みということで、
私は、ミュージシャンとして、楽曲提供をしました。

ボーカリストのアヤヲさん(ex:Gulliver Get)と約3ヶ月かけて
作詞作曲を共作で行い、レコーディングには
pianoに花田えみさん(http:://emihanada.org)、
percussionに池田安友子さん(http://ayuko.jp/)を迎え、
京都のアットホームなハイスペックスタジオである、
 マザーシップスタジオ(http://www.ne.jp/asahi/studio/mothership/)
にてマスタリングまで制作。

さらに、私は毎週大学のゼミに通って、
学生によるビデオ制作の編集について指導、補佐をしました。

◆楽曲提供について
観光誘致や地域テーマソングなどよくある話ですが、今回は
単なる地域ソングにはせず、楽曲そのものだけでドラマを
感じさせる内容にしようということでアヤヲさんと取り組みました。
また、YouTubeへの展開は前提にありましたが、楽曲のチカラ、
歌のチカラだけでも導線が得られるような存在感のある曲に
したい気持ちを持って制作しました。

◆ビデオ制作について
スマホの進化や普及によって、一般的にもビデオ撮影や編集が
身近になっている昨今ですが、それでも効果的な展開やスピード、
陳腐に感じさせない適度なエフェクトといったディテールについては、
編集ソフトも触ったことのない学生にとってなかなか難しいものです。
今回は取材撮影から約1ヶ月という短い期間でしたので、
映画監督:長岡野亜さんと共に、学生が感じ、撮影した素材から、
伝えたいことを明確に拾うことを大切に編集アドバイス、補填作業をしました。


大学関係者、神河町含め、お世話になった方々ありがとうございました。
ようやくオンライン上に作品が揃いましたので、
まとめてご報告させていただきます。

私はYouTuberでもなければメジャーの作家でも映像作家でもありませんが、
景色や人と人の繋がりから生まれる感情や想いを、
音や映像に込めたこれらの作品にはすごく芸術性を感じます。
是非ご覧になってください。何か感じた方は拡散していただけると嬉しいです。

そして、神河町は決して過疎化しているだけの町ではなく、
生きて継いでゆくために”できること”を町民の意識で日々
頑張っている町です。これは単なる地域活性に留まらず、
「生きるとは何か」を感じさせてくれるエネルギー。

♪こんなにも澄み切った水は流れてくよ、
 僕と君が出会った街まで〜♪

と歌った僕にも、こんな風に未来に何か残せないだろうかと
考えさせられました。



神河町についてのページはこちら!
https://www.town.kamikawa.hyogo.jp/forms/top/top.aspx

神戸学院大学 學報.netに掲載されました!
http://www.kobegakuin.ac.jp/gakuho-net/index.html

神戸学院大学 公式YouTubeアカウントにも掲載中
https://www.youtube.com/user/KobegakuinUniversity


◎映像5作品は神河町マスコット「カーミン」にちなんで、
K,A,M,I,Nの5つのチームごとに制作されました↓

★5作品ダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=nYp1qGrC2RE

★「たからもの」MV1 <Kチーム バージョン>
https://www.youtube.com/watch?v=tPIbJiOfYvw

★「たからもの」MV2 <Aチーム バージョン>
https://www.youtube.com/watch?v=tPIbJiOfYvw

★「たからもの」ドキュメント1 <Mチーム バージョン>
https://www.youtube.com/watch?v=QDh-9UZYsac

★「たからもの」ドキュメント2 <Iチーム バージョン>
https://www.youtube.com/watch?v=n_eGbNIQ9nU

★「カーミン特集」<Nチーム作品>
https://www.youtube.com/watch?v=KiJ-Ip_DL9E